今年も本屋大賞のノミネート作品が発表されました。
毎年読書好き、本好きの間では話題となる本屋大賞。
そのノミネート作品をまとめてみました。
本屋大賞とは
『売り場からベストセラーをつくる!』をコンセプトに、全国の書店員さんの投票で決定する賞です。
本という商品そのものだけでなく、本屋さんに来るお客さんのことも知っている書店員さんが過去読んだ本の中から選びます。
2022年大賞は「2020年12月1日〜2021年11月30日の間に刊行された日本の小説」が対象となっています。
本屋大賞の面白いところは新刊だけでなく、この期間よりも前に刊行された本にも光をということで「発掘部門」も設けられています。
投票資格は新刊を扱う書店の書店員であること。
雇用形態(アルバイト・パートなど)は問わず、販売形態もオンライン書店を含みます。
2022年本屋大賞スケジュール
・12月1日 一次投票スタート
・1月3日 一次投票締め切り
・1月20日 ノミネート作品発表、二次投票スタート
・2月28日 二次投票締め切り
・4月6日 大賞作品結果発表
一次投票では一人3作品に投票。
一次投票に参加した方がノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票。
二次投票の結果大賞が決定します。
2022年本屋大賞ノミネート作品
2022年本屋大賞のノミネート作品、10作品を紹介します。
「赤と青とエスキース」青山美智子/PHP研究所
作者は『月曜日の抹茶カフェ』『木曜日にはココアを』などの作品で知られる青山美智子さん。
青山美智子さんの本は装丁が好みでいつも気になります
「硝子の塔の殺人」知念実希人/実業之日本社
作者の知念実希人さんは沖縄生まれ。医師でもあり小説家でもあります。
お医者様が書くミステリって気になりますね
「黒牢城」米澤穂信/KADOKAWA
作者は同作で第166回直木賞も受賞されました米澤穂信さん。
直木賞受賞作でもあるということで気になります
「残月記」小田雅久仁/双葉社
作者は『増大派に告ぐ』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した小野田雅久仁さん。
9年ぶりの新刊だそうです。感染症というキーワードが気になります。
「スモールワールズ」一穂ミチ/講談社
作者は代表作に劇場版アニメ化された『イエスかノーか半分か』などがある一穂ミチさん。
タイトルがどのように作品に関わっているのかが気になりますね
「正欲」朝井リョウ/新潮社
作者は映画化もされました『桐島、部活やめるってよ』などが有名な朝井リョウさん。
朝井リョウさんもデビュー10周年だそうです。
「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬/早川書房
作者は本書がデビュー作となった逢坂冬馬さん。
デビュー作でノミネートってすごい!
「星を掬う」町田そのこ/中央公論新社
作者は『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞された町田そのこさん。
大賞受賞作後の第一作でまたノミネートってすごい!
「夜が明ける」西加奈子/新潮社
作者は『サラバ!』『漁港の肉子ちゃん』で知られる西加奈子さん。
同世代の大阪人なのでずっと気になっている作家さんです
「六人の嘘つきな大学生」浅倉秋成/KADOKAWA
作者は『ノワール・レヴナント』で第十三回講談社BOX新人賞Powersを受賞した浅倉秋成さん。
ニューヨークの屋敷さんもこの本おススメしてましたね
本屋大賞結果が楽しみです
以上10作品の中から2022年4月6日に『2022年本屋大賞』が決定します。
本屋大賞ノミネート作品は全国の書店員さんが選んだレベルの高い本が目白押しです。
結果が今からとても楽しみですね。
私も読破チャレンジしてみようかな
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