ドラマ『奇跡のバックホーム』感想

レビュー
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元・阪神タイガース 横田慎太郎選手の著書『奇跡のバックホーム』がドラマ化されました。

困っている男性
困っている男性

原作読んでなくても大丈夫?

困っている女性
困っている女性

野球知らなくても大丈夫?

そんな疑問にお答えしながら、感想を書きたいと思います。

原作

2021年に発売された元プロ野球選手・横田慎太郎選手の自伝的エッセイ『奇跡のバックホーム』がこのドラマの原作です。

『奇跡のバックホーム』

著者:横田慎太郎
発売日:2021年5月12日
出版社:幻冬舎
本の長さ:200ページ

原作の詳しい感想はこちらで紹介しています。

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ドラマ情報

放送日:2022年3月13日 13時55分から
放送局:ABCテレビ・テレビ朝日系24局
キャスト:間宮祥太朗、石田ひかり、丸山智己、三浦景虎、村瀬紗英、他

放送は終わってしまいましたが、見逃してしまった方も大丈夫です。
見逃し配信が下記でありますので、ぜひご覧ください。

【TVer】

元阪神タイガース 横田慎太郎さん追悼番組『奇跡のバックホーム』 | TVer
間宮祥太朗主演!プロ野球史上に残る”奇跡”のワンプレーの裏側を感動のドラマ化

【GYAO!】

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ドラマの感想

客観的にとらえることで、一人称だった原作に厚みが出た

原作は著者の視点から話が進むため、感じたこと・事実も全て著者目線のものでした。
わかりやすい文面で話の展開がわかりやすく進みます。

しかし著者の周りには彼を支える家族、球団、ファンなどがいます。
ドラマ化されたことで、これらの人から見た事実も表現されていました。
特に著者が入院したころの母の心情は演じた石田ひかりさんの表情や演技からとても伝わってきました。
またクライマックスなどは実際の動画を挿入されており、とても感動します。

原作を読んでいない人はもちろんのこと、読んでいる人にとってもまた良い意味で違った感動を味わうことが出来る作品です。

野球を知らなくても家族ドラマ・感動ドラマとして楽しめた

本作では特に野球を知らなくても話がわからない部分はありません。
原作では多少選手の名前やプレーの名称が登場しますが、映像化されたことで専門知識がなくてもドラマとして楽しめます。

ご両親の献身的な支えや球団・スカウト職員の見守る姿、ファンの応援が病気となった一人の野球選手をいかに奮い立たせ、戦わせたか。
それが感じられる作品に仕上がっています。

主役を演じた間宮祥太朗さんをはじめ、演技派の俳優陣が脇を固めているのも魅力です。

どうぞ今からでも動画配信で楽しんでみてください。

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