横田慎太郎『奇跡のバックホーム』感想

BOOK

2019年シーズンをもって現役引退をした元阪神タイガースの横田慎太郎選手の著書です。
将来を期待されて入団した若い野球選手が大きな病気になり、わずかな希望をもち、絶望に立ち向かった姿は読む人の心を打ちます。

手に取ったきっかけ

私は元々野球が好きで、この『奇跡のバックホーム』があった引退試合のこと、横田選手の病気のことは報道等で知っていました。
書籍になったことを書店で知り、どうしても読みたくなって手に取りました。

『奇跡のバックホーム』はこんな人におすすめ

『奇跡のバックホーム』はこんな人におすすめ

✔ 野球・阪神タイガースファンの方へ

✔ つらいことに立ち向かっている方へ

✔ 心がカサカサしている方へ

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著者

横田慎太郎さん。阪神タイガースに在籍した元プロ野球選手。
2013年のドラフト会議で阪神タイガースより2位指名。
その高い身体能力から将来を嘱望されるも、2017年脳腫瘍を発症。
闘病の末、病状は寛解するまでに至る。
再び一軍での活躍を目指し奮闘するが、視力面での問題が解消しないことを理由に実践復帰は出来ず2019年に現役引退。
本書はその引退試合で起きた出来事を中心にこれまでの奮闘ぶりとこれからのことを記しています。

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おすすめポイント

野球が好き その思いがとてもよく伝わる

なんといっても著者がとても野球を愛していることが一冊を通じて伝わります。
どうしてももう一度野球をしたい一心でつらい治療に励み、チームに戻ってからも不安と闘いながら必死で日々を送っていきます。
最終的にプロ野球の世界からは引退することにはなりますが、本当に野球をやりたい・好きという気持ちがあったからこそのことかと容易に想像がつきます。

必死に頑張る姿を見ると応援したくなりますし、きっとファンの方々もそのような気持ちだったのではないでしょうか。
現役中は詳しい治療や闘病の様子は知らされていなかったようですので、この一冊でそのときの状況を振り返ってみることも出来ます。

一筋の光に向かってひたむきな様子が心を打つ

先の項でもお話したように、「野球が好き」その思いが強く、「もう一度試合に出たい」その一心で実戦練習は出来なくても一生懸命声をだし、人がいない時間にランチ特打に励んだ著者。
目の状態が良くないなか、これでやっていけるのかという不安と日々闘いながら、それでも自分には応援してくれる人たちのために頑張る使命があると進み続けた姿が私たちの心を打ちます。

その姿は著者と同じように病気と闘う人だけでなく、いろんなことで辛い思いをされている方の励みになるのではないでしょうか。

家族をはじめ、周りの方への感謝の思いにあふれている

著者がこのような大きな病気を患い、失意の中わずかな希望を持ち続けること、戦い続けることが出来たのはなぜでしょうか。
やはりそれは家族のチカラが大きいように思いました。
治療で脱毛がはじまったときに一緒に坊主頭にしてくれたお父さんの話にはぐっときました。
またお母さんも鹿児島の仕事をやめて、著者との治療のために大阪に居を移していました。
そうしたことは子供のためを思う親としては当然という方もおられるかもしれません。
しかし、その思いはしっかり著者に届いているんですね。

ご家族だけでなく、球団や同僚選手たち、そしてファンの皆さん。
そういった周囲の方への感謝を文章の端々から感じることが出来ます。

本書を読むあなたのそばにもきっとあなたを支える存在がいると気づかせてくれると思います。

まとめ

『奇跡のバックホーム』はこんな人におすすめ

✔ 野球・阪神タイガースファンの方へ

✔ つらいことに立ち向かっている方へ

✔ 心がカサカサしている方へ

いかがだったでしょうか。
気になる方はぜひご一読を!

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