芥川賞受賞作品 『この世のよろこびよ』感想

レビュー
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第168回芥川賞受賞作品 井戸川射子さんの『この世のよろこびよ』を読みました。
今回はその感想を紹介したいと思います。

この本を手に取ったきっかけ

芥川賞受賞のインタビューでとりあげられていたとき、現役の高校教師であることが紹介されていたことが印象的でした。
また著者は私と同窓だそうです。
在籍期間はまったく重なっていないのですが、親近感を覚えたので手に取ってみました。

『この世のよろこびよ』はこんな人におすすめ

  • 子育て中の方
  • 家族に関連する小説を読みたい方
  • 静かな小説を読みたい方
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著者

井戸川射子さん。国語教師。詩人・小説家。
作品には小説集『ここはとても速い川』、詩集『する、されるユートピア』、『遠景』などがあります。

オススメポイント

二人称という視点はとても温かい

表題作『この世のよろこびよ』は二人称で話しが進みます。
一人称「私」、三人称「彼・彼女」でもない二人称「あなた」視点でストーリーが展開する小説はとても珍しいです。
そのため正直読み始めはとても戸惑いました。

ただ読んでいると主人公をどこかからか見守っているような感覚になります。
時間的、空間的に客観的でありながら、どこか寄り添っているように感じました。

少し慣れるのに時間は必要ですが、大きな違和感はありません。
この視点を思いついた作者はすごいなと言わずにいられませんでした。

ストーリーは何気ない日常の数珠つなぎ

本作品は大きな出来事は起こりません。
日々の職場のこと、娘たちのこと、遠い日常の記憶など。
”ハレ”ではなく、だれにでも日々起きている日常の”ケ”に焦点を当てています。

わたしたちの人生はそんな”ケ”が大半。
寿司やステーキは毎日食べられないし、そんな毎日だったら健康を害してしまう。

ふと何かを思い出すとき、それは意外となんでもない毎日のことだったりしませんか。
そんなことを思い出させてくれる作品です。

まとめ

『この世のよろこびよ』はこんな人におすすめ

  • 子育て中の方
  • 家族に関連する小説を読みたい方
  • 静かな小説を読みたい方

いかがでしたでしょうか。
気になった方はぜひご一読を。

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