尾原和啓『どこでも誰とでも働ける』 感想|会社に依存しない働き方を考える

レビュー
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コロナ禍で副業(複業)をはじめとする会社に依存しない働き方を考える人が増えています。
しかし実はそれよりももっと前から一つの会社に依存しない働き方をしている人がいます

そんなことが出来るのは一部の優秀な人だけでは?と思われる人もいるのでは?

実は私もその一人でした。

「人生100年時代」の働き方を先駆けている著者の言い分は反発せずに受け止めることが出来ます。

本書からひとつでも自分に置き換えて実践してみませんか。

フクミ
フクミ

まずは実践ですよね

『どこでも誰とでも働ける』はこんな人にお勧め

✔ 会社に依存しない働き方をしたい人

✔ 副業にチャレンジしたいけど、一歩踏み出せない人

著者と概要

著者は尾原和啓(おばら かずひろ)さん。

1970年生まれ。京都大学大学院を終了後、マッキンゼーをはじめとして、NTTドコモ、リクルート、Google、楽天の執行役員から現職。

合計12回の転職をされています。

これだけでもただ者ではないのですが、それぞれかなりの大手企業なのに次の道が決まると軽やかに転職をされています。

目的をもって転職をし、どんどんご自身のレベルをあげていく姿はまるでRPGのゲームの主人公のようです。

この本を手に取った理由

この本は書店で平積みされていたのを見かけました。
そのとき帯に「“これから”の仕事と転職のルール」と書かれてたのがすごく気になったのが購入の決め手になりました。

お勧めポイント

会社に依存しない働き方を見つけるヒントが書かれている

著者は本書の中で「会社を辞めるつもりがなくても毎年転職活動をする」と書いています。

最初にこれを読んだときはとても衝撃でした。

同じことを「本当の自由を手に入れるお金の大学」の著書がある両学長もおっしゃっています。

転職活動、具体的に「転職エージェントに登録する」「履歴書を書いておく」などは転職しなくてもやっていいことなんだ、と思いました。

説明されるとごく当たり前のことで、いつも自分の市場価値を知っておくこと客観的に自分の武器を見つめることはこれからの時代とても大事なことです。

実際に転職はしなくても、その会社での自身の価値を知っておくことで気持ちは楽になります。

ここでしかやっていけないとなるだけで窮屈になりますし、自分にとって不利な条件で仕事をせざるをえなかったり、本書でいうところのライスワークの割合が多くなってしまうことにつながります。

フクミ
フクミ

いきなり面接に行くことはなくても、エージェントへの登録は出来ますよね。

やっぱり行動が一番

成功している人がとにかく言われることが「考えるよりも行動」ということなのですが、本書でもそのことが出てきます。

まずは「Do」行動するということです。
行動して、失敗したら検証して、計画を立てて、改善をするということで、失敗してもすぐにやり方を見直して再トライすればいいと。

計画や検証が先にあると、行動まで遠回りになるから、というのがその理由なのですが、まさにその通りです。

副業をしてみるにしても、計画とか検証(心配?)とかする前に、まずはやってみる。
上手くいかなかったらやりかたを検証して、これなら出来ると再トライしているうちに上手くできるやり方が見つかるのではないかと思います。

フクミ
フクミ

ブログも四の五の言わずにまずは記事を書くことだね

次に読むべき一冊

中村龍太さんの『出世しなくても、幸せに働けます。』です。

尾原さんの『どこでも誰とでも働ける』では『転職』していますが、中村さんは『複業』をテーマにしています。
転職はハードルが高いけれど、複業・副業に興味がある人、まずは複業でという方もいるでしょう。

そういう方に刺さる本だと思います。

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まとめ

『どこでも誰とでも働ける』はこんな人にお勧め

✔ 会社に依存しない働き方をしたい人

✔ 副業にチャレンジしたいけど、一歩踏み出せない人

この他にもすぐに役立つことがたくさん提案されています。

ただ、著者は最後のところで、「ぼくの本にはオリジナルなことなんて何一つありません」との一文を。

それでも実践したことで自分の言葉になっているのです。

本書の中で肩書ではなくて自分の名前で勝負するということを著者は言っています。
「尾原さん」が発する言葉だから信用できるし、やってみようと思ってしまう一冊でした。

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