ジョシュア・ベッカー『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』感想

BOOK

「ミニマリスト」という言葉を聞いたことがありますか?
モノを自分が暮らせる最低限度まで減らして心豊かに暮らしている人たちのことです。
この本はアメリカ人のジョシュア・ベッカーさんがミニマリストになるきっかけから、モノを減らすことで人が自由になり、豊かになれるということを書いています。

一見モノを減らす=豊かになる、がどう結びつくのかを知りたく、読んでみました。

『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』はこんな人にお勧め
✔ミニマリストにあこがれる人
✔なかなかモノを手放せない人
✔そもそもモノを買う行動がやめられない人

著者

ジョシュア・ベッカーさん
現代のミニマリズム運動を代表するお一人です。
ミニマリズム生活を紹介するサイト「ミニマリストになる」の創設者、編集者です。

お勧めポイント

私たちはモノを自主的に買っているのではなく、買わされていることが理解できる

モノを減らしたいと考える人は現代とても多いと思います。
私も実はその一人です。
いろんなミニマリストや整理術本を見ては、一瞬やる気になって、そのときはがんばるけれどもすぐ忘れる。
モノを減らすどころか増やしてしまう。
それに気づいて自己嫌悪に陥るというループから抜け出せていません。

でも自己嫌悪に陥る必要は全くないのです。
なぜなら

派手な消費を崇拝することは依然からあったが、ここまで極端になったは現代になってからだろう

より少ない生き方 本文より

という言葉が現す通り、消費することを良しとする社会になっているからです。
またその裏付けとして人が消費行動に走るように広告がされているからです。

いくつかの例があげられていますが「ポイントカード」「小売店が発行するクレジットカード」「残りわずか!」「客寄せの特売品」「サンプル配布」など、経験したことがない人はいないようなマーケティング戦略の波にさらされているのです。
もちろんだからといって、必要以上にモノを買う行為を擁護するものではないですが、モノを買ってしまうように誘導されてしまう世の中に生きていて、買ってしまった自分を責める必要はないんだと思いました。

出来るところからの着手でいい

これまでも何人かのミニマリストの方の本や配信されるもの(YouTubeなど)を見てきました。
マネをしてみようと思ったこともありますが、なかなかその通りにはなれないまま現在に至っています。
この本に関しては全体を通して「出来るところからでいい」「全部捨てるわけではない」「モノの執着から離れると自由になる」「何のために生きていくのか」と順を追ってスケールが広がっていることもあり、notミニマリストの私が読んでも抵抗がありませんでした。
「最初の一歩は、簡単な一歩でなければならない」
の言葉で語られていることが本当にすべてだと思います。
一歩がないと次の一歩は永遠にやってこないことはモノを減らすことだけでなく、全てのことにつながる真理だからです。

まとめ

この本は2016年の12月に発刊されている本です。
約4年が過ぎ、日本の中でもミニマリストという言葉は随分浸透しています。
言葉として浸透はしているものの、自分とは全く違う世界のものと考えている人も多いのではないでしょうか。
けれど、著者はモノを悪者としているわけでも、モノを減らすことを目的としているわけでもありません。
モノを減らすことで、豊かさを増やすことが目的と言っています。
豊かさとはモノをたくさん持っていることではなく、愛すべき家族や友人との時間を大事にすることであったり、自分の心身を大事にすること、誰かの役に立つことです。
まずは私もデスクの上に出ているいらない書類を捨てることから始めてみます!

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