『人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた』感想

BOOK

あなたには「推し」がいますか?
王道の「アイドル」から始まり「俳優・女優」「声優」「スポーツ(選手)」だけでなく、二次元の「アニメ」「マンガ」などの「推し」がいる方もいます。
「推し」って何でしょう?
ファンとは何が違うんでしょう?
そこには単に「応援している」では表しきれないいろんな感情が含まれているんです。

『人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた』はこんな人におススメ

✔ 推しがいる人

✔ 毎日をイキイキ生きたい人

✔ ファン心理を知りたい人

著者

横川良明さん。ライター。
二人のお姉さんの影響で少年時代からイケメン好き。
イケメン俳優オタクを自称し、ドラマや演劇についてのコラムも多数執筆されています。

おススメポイント

オタクの共感のツボを押しまくっている

なんといっても、著者が生粋のオタクということもあり、項目ごとにオタクの私も共感の嵐。
うなずきすぎて首が痛くなるくらいでした。

オタク友達ができると、推し活はもっと楽しい

「CHAPTER4 それでも来世オタクに生まれたい」より引用

社会人になると、学生の頃のように友達って出来ないものだなと思っていた私。
ところが、学生の頃から好きだった某スポーツのファンサイトを見つけて、書き込みをしたところから友達が出来ました。
あの頃は試合があると言っては集まり、試合中は応援をし、終わったら(ファンだけの)ファンの集いがあり。
本当に濃い時間を過ごした友達がいます。
ひとりだったらそこまで推し活楽しめたかな?と思ってしまうくらい、本当に楽しかったです。

推しが評価されたら自分のこと以上に泣ける

「CHAPTER2 オタクは不毛。だが、それがいい」より引用

私の推しの一人が、苦労の甲斐あってやっと日の目を見始めたスポーツ選手でして、勝てないうちは結構ボロカスに言われてたんです。
ところが、あるときをきっかけに急に活躍をしはじめまして、テレビの解説者もSNSに書き込むファンもほめるほめる。
正直手のひら返しがひどいなとも思いましたが、それ以上に「苦労報われたなぁ。よかったなぁ」と自分のことよりうれしかったのを思い出しました。

決して自分への評価ではないのですが、推しが苦しんでる時代もずっと見てたので努力が花開く瞬間はやっぱり泣けましたし、祝杯でした。

推し活を冷静に分析している

推し活は楽しいんです。
推しから得られる日々の生活の張りとか、生きる気力とか、予定を楽しみにしたりとか友達が出来たりとか、活躍を親心のように思ったり、そりゃあいいことだらけ!なんです。
が、そこはそうはいかないこともあるのが世の常。
実は推し活にも「うーん…」と思うことはあります。
例えば

よく言われる話ですが、厄介な古参が多いジャンルほど衰退の一途を辿ります。

「CHAPTER3 オタクのクライシス」より引用

これ…本当にあるあるでして
私も沼の住人だったことがある某スポーツでは世界大会レベルの試合があったときにやってきた新規ファンにすごく…厳しかった。
そのブームの一瞬だけ場を荒らして、また飽きたら去っていくという歴史を何度も繰り返しているジャンルだったので、古参の方が気分良くないのもわかる。
けど、そういうベテランの空気って伝わるんですよ。
「あのジャンルってファンが怖い」って言われるほど、不名誉なことはないと思うのですが。

そういったオタクの闇も著者は客観的に分析されています。
オタクは楽しい。ほんとに楽しい。
でも楽しい・好きっていうだけでなくて、ちゃんと苦言も呈しているところがおススメです。

何より著者が推し活を楽しんでいる様子がすごく伝わる

なんだかんだいって、最終的にはこの一言につきます!
著者がどれだけ推し活を楽しんでるのかがいたいほど伝わってくるのです。
しかも私のように推しがいる人だけでなく、オタクって何?っていう人にまで。
推し活って「そんなところにお金使ってどうする」「「いい年していつまでそんなことしてるの」と言われてしまうこともあります。
インターネット、さらにSNSが普及することで生き方の多様化が見えやすくなりました。
けれどそれは嫌でも「人と比較」しやすくなってしまった社会でもあると思います。


オタク・推し活ってやろうと思えば誰でも出来ることだけど、大人になると「好き」の気持ちだけで行動するのは難しいんですよね。
「好き」だけでお金かけたり、遠くまで行ったり。

だからこそ自分の「好き」だけで行動出来ることは意味があるし、尊い。

槇原敬之さんの歌にもありますよね。

どんなときも どんなときも

僕が僕らしくあるために

好きなものは好きと

言える気持ち 抱きしめてたい

槇原敬之「どんなときも」より引用

好きなモノは好きといえることは、自分らしく生きること。
そのメッセージがこの本からすごく伝わってきます。

まとめ

『人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた』は

✔ オタクの共感のツボを押しまくっている

✔ 推し活を冷静に分析している

✔ 著者が推し活を楽しんでいる様子がすごく伝わる

本です。
オタクの人や推しがいる人には共感ポイントがとても多くて、きっと楽しんでいただけると思います。
またオタクとは無縁の方にも、何かを「好き」という気持ちを思い出して毎日を楽しく生きるヒントが得らえるのではないでしょうか。

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