女性お笑いコンビ『オアシズ』の光浦靖子さんが2021年7月からカナダに留学をされています。
本当は光浦さん、この留学を昨年4月からと考えていました。
ところが、コロナ禍で一旦延期に。
延期をしたことで日本で50歳になった彼女が延期前、そして延期後の生活についてつづった1冊です。
『50歳になりまして』はこんな人におススメ
『50歳になりまして』はこんな人におススメ
✔ コロナ禍で生活環境が変わった方
✔ ゆるく読める1冊をお探しの方
✔ 人生後半戦こそ!と思いたい方
著者
お笑いタレント・光浦靖子さん。
1971年愛知県生まれ。
東京外国語大学卒業の才女、読書好き、手芸好き。
既に著書は10冊あり、本書は11冊目。
読書好き、手芸好きなど自分の特徴を出されるようになってからすごく好感度持てるようになった気がします
おススメポイント
コロナ禍で起きた生活の変化に共感が持てる
既にテレビ番組などでも発表されているのでご存じの方も多いかと思いますが、光浦さんは昨年4月からのカナダ留学を予定されていました。
しかし、コロナ禍で延期に…。
留学のために、4月以降は家も退去、仕事の予定も入れていなかった光浦さんの生活について触れています。
留学とはまではいかなくても、コロナによって期待していた生活を送れなかった(送れていない)方、大勢いるのではないでしょうか?
キャンパスライフを送るはずが学校に行けなかったり、結婚式が延期になったり、予定していた旅行が中止になったり…。
そんな方々にはきっと共感いただけると思います。
ゆるく楽しむことが出来る
読書芸人の光浦さん、きっと今までもたくさんの文章を読まれてきたんだと思います。
読みやすく、それでいてチカラを入れる必要がない文章が1冊を通して続きます。
学歴も実績もある光浦さんですが、断捨離が苦手、学生時代から人気者というわけでもなく、時間の感覚がちょっとおかしくて、感情の表現が下手で、一般的にはすごく器量よしというわけでもない(私はすごく好きです)。
人が普通にできることが出来なかったりして、確かにうっとおしいと感じる人もいるかもしれません。
でも視点が面白いというか、決してイケてるグループじゃなかった私にも共感が持てる部分がたくさん書かれています。
実際に起きることも感情も平坦に描くことがとても上手いです。
だから読んでいる方のチカラを抜くことが出来るんだと思われます。
人生後半戦からこそ明るい希望がある(かも)と思える
私自身も今のところ華やかなところのない半生を送ってきているので、光浦さんがおっしゃる「人生後半戦を明るく照らすガンダーラがあるはず」という名言はすごく共感出来ます。
環境の変化、体の変化、今後のことは心配です。
でも光浦さんがいうように、「自分のためだけに時間が使える自分は人生後半戦の中で最強」まさにその通りだと思います。
人生後半戦のために今出来ることを、自分を客観的に見て行おうとする視点がすごく面白いし、それなら私も真似が出来るなと。
まとめ
『50歳になりまして』はこんな人におススメ
✔ コロナ禍で生活環境が変わった方
✔ ゆるく読める1冊をお探しの方
✔ 人生後半戦こそ!と思いたい方
『50歳になりまして』は50歳でカナダに留学を決めた光浦さんがその前後に起きた生活のこと、留学を決めた理由などを綴っています。
独身女性だけでなく、コロナ禍で頑張っている皆さんにおススメしたい一冊です。
ぜひお手に取ってみてください!
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