方向音痴って、なおるんですか？｜感想

『方向音痴って、なおるんですか？』なかなかインパクト大のタイトルです。
そしてそのタイトルにハートをつかまれた私はかなりの方向音痴です。

この本を手に取ったきっかけ

地元の本屋さんでお出かけ本の特集コーナーに置かれていました。
私自身がかなりの方向音痴でこのタイトルに心惹かれたのと、本当に方向音痴を直すことが出来るのかに興味をひかれたからです。

『方向音痴って、なおるんですか？』 はこんな人におすすめ

著者

吉玉サキさん。ライター・エッセイスト。
主にweb媒体でコラムや取材記事を書いておられます。

おすすめポイント

方向音痴あるあるが満載で共感できる

著者は無類の方向音痴でこの本で対談する方々も驚くレベル。
しかし私も相当の方向音痴で、「地図を回す」「アプリで余計に迷う」「方角がわからない」は激しく同意。

ただ、ショッピングモールで同じ店ばかりにたどり着くとかゲーム内で道に迷う、はない。
というわけで多分私も相当ですが、著者は多分それよりも重度（いや似たり寄ったりだけど）の方向音痴だと思いました。

方向音痴というとなかなか信用してもらえないのですが、カラオケとか居酒屋でトイレに行くと、戻るのが大変だったり、行きは良くても帰りに夜道になっていたら迷ってしまうとかそんなことはざらなのです。

本書では方向音痴のあるあるをリアルにまとめてさらに共感のツボが無数に存在します。
これを読んでいる方向音痴のあなたもきっと共感できるはず。
あなた、ひとりではないですよ！

ブラタモリ的散歩の楽しみ方情報あり

しかし、どう始めていいかわからない…
地図の読み方や待ちの捉え方、地形の見方、地名を知ること。
それらを知っていくと、自然と街ブラがブラタモリ的な散歩に。

本書ではそれらだけでなく、認知科学のプロとの話も収録。
各方面のプロとの話を知る中で著者に変化が起きます。

さて一体どんな変化でしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
本書は方向音痴の方、必読書となっています。
方向音痴で悩んでいるのはあなただけではありません。
ぜひご一読を！

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