益田ミリ『スナックキズツキ』感想|ドラマ化

レビュー
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作家益田ミリさんの人気コミック『スナックキズツキ』
2021年秋よりドラマ化もされており、改めて読んでみました。

この本を手に取ったきっかけ

元々益田ミリさんが大好きだったので、この本もはずれがないだろうという期待のもとに手に取った形になっています。
その期待はやっぱり裏切られなかったことが、その後わかりました。

『スナックキズツキ』はこんな人におすすめ

『スナックキズツキ』はこんな人におすすめ

✔ 何かにそっと傷ついている人

✔ ほっこりしたい人

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著者

益田ミリさん。イラストレーター、漫画家、エッセイスト。
1969年大阪府生まれ。
マンガ、エッセイ作品多数。
エッセイは旅行記系、幼少期から大人になるに至るまでの考え方系、恋愛系などに大別される。
マンガは普通の人が普通に共感できる「そんなことってあるよね」と言いたくなるような作品が多数。

おすすめポイント

傷つく登場人物に共感できる

この作品、登場人物は全員「他の誰かの言動に」心が傷ついています。
生命の危機というほどではないけれど、なんとなくもやっとするような、ホコリが積み重なるような心の傷。
誰もが「そういうことってあるよね」と共感できると思います。


そして誰かの言動に傷ついているそのキャラクターも、また別の誰かを知らずに傷つけています。
人間て勝手だから、自分の傷には敏感だけど他人の傷には鈍感なんですよね。
まさか自分が他人を傷つけているなんてつゆほども思わない。
だからこそ必ずしも誰かだけが責められるべき存在なのではなくて、生きていくってお互い様だなと感じました。

傷つくだけでなく、何か救いが見える

登場人物たちは、傷ついた者だけがたどりつけるという『スナックキズツキ』に足を踏み入れます。
そして最初は戸惑いながらもキズツキのママ トウコさんのペースに巻き込まれていく。

トウコさんの提案は突拍子もないけれど、なぜか客は癒されていくのです。
そしてそのトウコさん自身も…

登場人物が癒される様子や、物語のラストに救いを感じることが出来て読んでよかったと感じることが出来ました。

まとめ

『スナックキズツキ』はこんな人におすすめ

✔ 何かにそっと傷ついている人

✔ ほっこりしたい人

いかがでしたでしょうか。
10月からは実写化されたドラマも放送中です。
ぜひドラマも合わせてご覧くださいね。

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