パリッコ『ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある』|感想

レビュー
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コロナ禍、日常生活のうえでたくさんの制限が起きています。
さらに仕事に変化があった方も多いのではないでしょうか。
特に飲食業界。
そこに働く人はもちろんですが、飲食業界に関わるライターさんも現場に行く制限があったと推測されます(酒類提供自粛などもありましたので)。
作者パリッコさんは「酒場ライター」。
しかしコロナ禍の影響はないと冒頭で言っています。
日常の中にある小さな(中には壮大な)楽しみにスポットライトを当てる一冊となっています。

この本を手に取ったきっかけ

某大手通販サイトでおすすめされたことがきっかけでした。
その前に「酒場」「酒飲み」をキーワードにした本を探していたためと思われます。
この本はお酒の話題は少ないのですが、著者は酒場ライターのパリッコさんですのでそれで関連性があるとされたのではないでしょうか。
本との出会いってこうところもあって面白いですね。

『ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある』はこんな人におすすめ

『ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある』はこんな人におすすめ

✔ 日常に飽きている人

✔ 食べるのが好きな人

✔ 実験が好きな人

著者

パリッコさん。酒場ライター。
お酒好きが高じて様々なメディアで居酒屋、酒に関する原稿を執筆中。著書多数出されています。

おすすめポイント

日常にはまだまだ楽しみが潜んでいることがわかる

冒頭でもお話したように感染症対策で日常はかなり制限を強いられ、変化しました。
当たり前に楽しんでいた外食は出来ずストレスがたまった方も多いのではないでしょうか。

しかし、楽しみは外ばかりにあるものではありません
それは近所のスーパーマーケットに、コンビニに、そして自宅にもあります。

例えば、私も近所のスーパーでオリジナルトートバッグを見てみました。
たしかに安くてかわいい。
そして使いやすそう。
1枚購入したら私のコレクション魂に火が付くことが明らかだったので涙を飲んでその場から立ち去りました。
パリッコさんが言うだけのことはあります。

それだけでなく、まだまだ目を向けられていない楽しみが日常にはたくさん潜んでいることを教えてくれる一冊です。

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飲食に関するネタ満載

本書は寿司、カレー、焼酎、ホットサンド…その他たくさんの食べ物が登場します。
いずれも外食でも楽しみますが、本書で描かれるそれはほぼ自宅での追及の結果です。

またご飯に合う駄菓子を探したり、コンビニ飯で鍋をしたり、誰でも手の届くところにある食べ物で楽しむ様子を見せてくれます。

当たり前のことですが、食べる楽しみは外食だけではないし、日常の中、日々のご飯の中にこそ潜んでいることがわかります。

好奇心をくすぐる実験の数々を収録


「大好きなケンチキが自分で作れたらいいのに」
「ここのお店のお酒って濃い(または薄い)よな」
そんなこと考えてるのはどうやら私だけではなかったようです。

それだけでなくあの有名なシウマイ弁当の筍煮をいっぱい作って食べたり、フレッシュフルーツとお酒を思いつく限り組み合わせたり、のり弁を延々重ねてみたり…
言われてみたら、気になる実験ばかりやってるではないですか。

こんなことがまだまだたくさん掲載されています。
特にうらやましいのは一週間朝ごはんを外食にしてみていた実験。
これは私もやってみたい!

まとめ

『ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある』はこんな人におすすめ

✔ 日常に飽きている人

✔ 食べるのが好きな人

✔ 実験が好きな人

いかがでしたでしょうか。
日常にもまだまだ楽しみがたくさん潜んでいることがわかる一冊です。
ご興味のある方はぜひご一読を。

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